書籍のご紹介
久門が撮影・執筆した、パノラマVR、HDRI、特殊撮影に関する技術書などを紹介します。
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『この一冊ですべてわかる! 360度VRパノラマ制作 パーフェクトガイド』
久門 易 (著)
- 出版社 : 秀和システム (2012/1/1)
- 発売日 : 2012/1/1
VRパノラマの撮影からオーサリングまで、ひととおりの基本的な作業を体系的に紹介した入門書です。VR(Virtual reality)パノラマは、天地を含む360度全方位を撮影した静止画です。iPadやパソコンなどのモニタに表示して、画像を動かして横を見たり、上を見上げたりといった動作を再現することができますが、日本ではあまり普及していません。本書は、パノラマの基礎から機材選び、撮影のコツ、ステッチとオーサリングソフトウェアのすべてと公開の方法、著名なクリエーターの作品まで、日本語でわかりやすく解説したはじめての書籍です。本書掲載作品や素材のダウンロードサービス付き。
『ワンダー・フォトグラフィー (コマーシャル・フォト・シリーズ) 』
久門 易 (著)
- 出版社 : 玄光社 (2012/12/17)
- 発売日 : 2012/12/17
月刊「コマーシャル・フォト」に連載された人気連載「特殊撮影見聞録」の4年間分をまとめて1冊に再編集。
小惑星探査機「はやぶさ」に搭載されたカメラや、飲み込んで小腸を撮影するカプセル型カメラ、バルーンにカメラを取り付けて行なう空撮、−40度の極寒の地でのオーロラ撮影。宇宙から深海、超望遠から超マクロ撮影、電波、X線や赤外線を捉える撮影に至るまで、さまざま分野での特殊な撮影や映像の舞台裏を取材し、普段に目にすることができないような写真を多数掲載。
【掲載内容の一部】
赤青メガネのアナグリフでこれまでにない立体視を達成した「遠山式立体表示法」を再現
究極の360度球体映像劇場「シアター36○(さんろくまる)」を体験
40年以上撮り続けられている西新宿の「定点観測写真」の秘密
肉眼で見えない場所でも撮影できる暗視カメラ「アストロビジョン」の仕組み
コンパクトデジカメサイズで−20〜350度までの温度を可視化する「サーモグラフィカメラ」
独自の立体感表現で地図業界に革命をもたらした「赤色立体地図」を知る
小型生物を化学的に透明にして標本化する「透明標本」の美しさ
1ショットで360度パノラマ画像を撮影「全方位ミラーシステム」
他
『Image-Based LightingのためのHDRI制作ガイド』
グラフィック社編集部 (編集)
- 出版社 : グラフィック社 (2016/8/10)
- 発売日 : 2016/8/10
3GCGで使用されるImage-Based Lighting用のHDRIを制作するためのガイド本。手軽に制作する方法から、ミドルレンジ、実際のプロダクションで使われるハイエンドな制作まで、全てを網羅した初のガイドブック。HDRIの解説を久門が撮影・執筆しています。
『これからはじめるバーチャルツアー Panotour Pro 2 & krpano完全入門』
久門 易 (著)
- 出版社 : 秀和システム (2017/7/1)
- 発売日 : 2017/7/1
VRパノラマの認知度が飛躍的に高まり、撮影デバイスも増え、より簡単にVRパノラマを撮影できるようになりました。その分、完成度の高いVRを作るうえでオーサリングツールが欠かせなくなっています。本書は、パノラマオーサリングツール「Panotour Pro2」と「kroano」の国内初の入門書です。Panotour Pro2の使い方、krpanoのコードの書き方など必要な知識がわかります。Panotour Pro2&krpanoの初版限定ソフトウェア割引クーポン付き!
※本書発売後1年ほどした時に、Panotour Pro2の発売元であるkolor社がGOPRO社に買収されたか吸収されました。カメラとソフトの組み合わせで360度ムービーが軌道に乗りそうだったのですが、うまくいかなかったようで、しばらくしてGOPROの都合でkolor社の製品が全て使えなくなりました。世界中のユーザーが声を上げ、オープンソース化の道なども探られたようですが、結果的に何の進展もなく、残念な結果になりました。でも、krpanoは健在です!