Pano2VR 3.パノラマ画像に「URLリンク」と「音」をつける。

 Pano2VRは、見た目よりもはるかに多機能です。その最初の例として、「URLリンク」と「音」を付けてみます。  「URLリンク」は、画面の一部を指定し、そこをクリックすることで、別のサイトを表示する機能です。画面にリンクを作成した部分を「ホットスポット」といいます。自分で作成した別のパノラマにリンクさせ、いわゆるパノラマ・バーチャル・ツアーを作ることもできますが、それはまた今度。  「音」は、mp3しか扱えませんが、BGMとして付ける音の他、画面が向いている位置に指向性をもたせるように別の音を加えることもできます。  今回、作成を目指すのは下のサンプルです。 1.ホットスポットを作成する  他のURLにリンクを作った部分のことを「ホットスポット」といいます。Pano2VRの最初のダイヤログの左下から、設定画面に入れます。 ▲ホットスポットの「...
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PTGui 5.露出調整とHDRイメージ作成。

 パノラマ撮影では、多数の写真をつなぎ合わせますから、撮影時の露出は基本的にマニュアル(M)モードを使い、すべての露出値を同じにします。このことで、つなぎ目の露出の差が無くなるわけです。  しかし、PTGuiは、写真と写真をうまい具合にブレンド(何をやっているのでしょう?)してくれますから、非常に興味深いことに、カメラ任せの絞り優先(A)モードで撮影しても、それなりにうまい具合に合成できてしまいます。  ある種、「なんちゃってHDR」的な感じ。つなぎ目が不自然な部分もありますが、場合によっては上手く使えるでしょう。  そしてもう一つ。屋外撮影で360°パノラマを撮影すると、どうしても、太陽が画面に入ってしまいます。このため、白トビは避けられない現象となるのですが、こういう場合に有効なのが「HDR(ハイダイナミックレンジ」イメージです。PTGuiは、HDR合成も通常どおりのワー...
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PTGui 4.手動で、つなぎ目と垂直・水平を整える。

 いよいよ核心へ。  ここまでは、PTGuiの優れた機能に任せっきりで、とにかく簡単にスピーディに作ることを目的に話を進めてきました。しかし、現実には撮影に失敗したり、なぜかうまくいかなかないことも多くあります。また、さらに高品位なパノラマを作るには、ソフト任せでは限界があります。  そんな時に、自分の目と手を信じて、パノラマのつなぎ合わせの調整を行うことになるのですが、ここでお世話になるのが「コントロールポイント」と「オプティマイザ」です。  写真のつなぎ目は自動でキレイに合わさったとしても、画像の垂直が微妙に傾くことが少なくありません。このような場合も、手動で垂直を調整します。  「コントロールポイント」とは、写真と写真を合わせるために使う、画像の重複箇所のことです。PTGuiは、コントロールポイントを参照して、写真と写真の位置決めを行います。写真のどこに何が写っている...
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PTGui 3.「Panorama editer」を使う。

 「Panorama editer」は、写真のつなぎ方のおおまかな調整を行ったり、プレビューとしても使えるダイヤログです。  「Create Panorama」では、ここに見えているまま出力されます。  ここではよく使う機能に絞って整理していきますが、「エディター」という名がついている割りには、かなり大雑把な調整しかできません。現実的には、「プレビュー」として使う方がよいのかな、と思います。 1.パノラマエディターの基本  触っている内にわかる、ということもありますが、最初はかなり戸惑うはずです。少し動かすだけでワケがわからない変化になることがあります。説明を読んで理解してから動かす方が気分的にも楽かでしょう。 ▲大まかな機能と操作は上の通りです。 ▲画像の上下左右にマウスポインタを置き、カーソルに変わってからドラッグすると、ガイドを使えます。 ...
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PTGui 2.PTGui Pro 9を使った底面処理。

 PTGui9(現在は未だβ版)では、画面の一部を隠すことができる「マスク」機能がつきました。 ですから単純に、三脚を消すような底面処理や、動く被写体の処理などが、フォトショップを使わず、PTGuiだけでできてしまいます。  というわけで、前回作成したパノラマ写真から床の三脚を消す作業を行ってみましょう。  底面をパノラマ用語(?)では、nadier(ナディア(かな?)天文用語で天底;[比ゆ的に]どん底,最低点の意味)というようです。覚えておきましょう。  三脚を消す底面処理の手続きは下記のようになります。PTGuiの「視点補正」機能も使って、床をキレイに仕上げる基本的なワークフローです。説明しなければならないことはたくさんありますが、とりあえず、全体の流れを覚えることが先決でしょう。 底面の追加撮影(三脚をズラして撮る)。 オートで写真を揃える。(これは前...
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PTGui 1.とにかくカンタンに作る。(flash&QuickTime)

▲2010年8月現在、PTGuiは、バージョン9のベータ版が公開されています。  こうして記事を書くために、PTGuiをいじり回している内に、知らなかった機能をいくつか発見しました。その代表が、フラッシュとクイックタイムの書き出し機能です。  なんだぁ~。PTGuiだけでできるんじゃぁ~ん。  ですので、これから始める方は、このソフト一本でOKってことですね。いいな~。  今回は、PTGuiを使って、1)オート機能でカンタン合成する、2)フラッシュ書き出し、3)クイックタイム書き出し、4)オマケ(フィロスフェアーという360°パノラマの26面体を作る)をご紹介します。 1.オート機能でカンタン合成 ▲PTGuiのスタート画面。  前回お話した よう、360°パノラマ撮影でもっとも大切なのは「ノーダルポイント」です。これさえ正確に設定して撮影す...
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撮影概略 3.レンズの中心でカメラを回す。

 360°パノラマ用に使う写真は、レンズ中心を軸にしてカメラを回転して撮影します。  レンズ中心は、ノーパララックスポイント(パララックス/視差がない点)とか、ノーダルポイント(交点/レンズの中で光が一点に交わる点)と呼ばれます。多くのサイトではノーダルポイントを採用しているようですので、これに倣って、以後、ノーダルポイントで通しましょう。  ノーダルポイントは、基本的に「絞り」の位置に相当します。もちろんレンズ設計の時点で正確な位置が計算されているはずですが、レンズメーカーは公開していないようです。  ※コチラによると、ノーダルポイントは一カ所ではなく、画角などによってズレがあるようです。メーカーが公開しないのは、こういうことが理由なのかもしれません。  ですので私たちは、自分でノーダルポイントを探さなければなりません。  そうはいうものの、それほど厳密になる必...
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