Pano2VR 5.二つのパノラマを連動させたツアーを作る。

 複数のパノラマを連動させて、あっちこっちの視点でぐるぐる見渡せるものを、「バーチャル・ツアー」といいます。  基本を勉強しつつ、一通り紹介しようと思ったのですが、いやはや、とにかく面倒くさいっ!  ので、基本のキだけの紹介にとどめ、こんなことができるよ、というご理解にて御勘弁していただきたく候。  ただ、これで基本的な流れはわかると思いますから、入り口のドアを叩く程度のお役には立てるかと思います。  というよりも、Pano2VRで、かなり複雑なことができそうな手応えがあります。面白そう・・・。もちろん、もっと勉強しなければなりませんが。 1.ツアーの計画を立てる  パノラマの数が増え、仕掛けが増えてくると、それだけで何がなんだかわからなくなってきます。2カットですら、こんがらがるのですから・・・・。  今回の計画は次の通り。 ▲大仏にアイコンをつけ、そ...
Read More

Pano2VR 4.底面処理(パッチ&合成)を行う。

 Pano2VRには、「パッチ入力」という機能があり、底面画像だけを抽出してレタッチ可能な状態にしたり、別の画像を貼り付けたりできます。  PTGuiや、フォトショップのプラグインを使う方法をこれまでに紹介してきましたが、これらとは一味違った修正などが簡単にできる機能ですので、目的などによって使い分けるのがよいようです。  ここでは、1)底面画像をレタッチするために、「抽出」する方法、2)別の画像を貼り付ける方法、を紹介します。 ●●サンプル用元画像 ▲画面右下に「穴」があります。 ▲底面を撮影する時に、三脚や足元の位置を間違えることで、このような「穴」ができる失敗をよくやってしまいます・・。 1.パッチ入力を使う  初期ダイヤログの入力欄の中にある「パッチ入力」ボタンをクリックして使用します。  ここではレイヤーを使わないシンプルな方法...
Read More

Pano2VR 2.「立方体設定」と、いろいろ気になる項目

 Pano2VRって、見た目もシンプルですし、とりあえず簡単に作れてしまうので、わりあい単純かな、と踏んでいたのですが、いやはや・・・・。かなりのことができそうですよ。  今回は、パノラマムービーを作る上でチェックしておくべき項目をざっくり一通り見ていきます。フラッシュ出力で説明しますが、クイックタイムもほぼ同じと考えていいかと思います。   立方体設定(いわゆる出力画素数の設定で、画質との関係も紹介) 表示設定(サイトに枠を作って表示する時に設定) 自動回転(やっぱり自動で回っている方がそれらしい) ダウンロードプレビュー(ムービー表示されまるでの表示) スキン(コントローラーなどの設定) コントロール(マウスの感度や慣性表示など) HTMLファイルの作成(画像やスキンの扱い) 1.立方体設定  パノラマを始めて、初めにひっかかりを感じるのが「立方体...
Read More

実践編 5.底面の画像を精度良く合わせる。

 実践編 4.で紹介した、マスクを使って必要な部分にだけコントロールポイントを作る方法は、簡単で、それなりに精度よく底面を合わせられます。  しかし、それなりの限界がある理由は、ノーダルポイントがずれた画像(通常、一番最後に撮影する別撮り写真、以下「手持ち画像」に統一)のコントロールポイントが、他の画像の位置決めにも影響するから、のようです。  もしかすると、オプティマイズ画面の右側の「use control point」を使い分けてみればどうか、といろいろ試してみたのですが、結果は今一つ芳しくありませんでした。  あれやこれやと手数が増え、マスクを作る手間もあります。ならばいっそのこと、手持ち画像だけを別扱いにして、手動でコントロールポイントを作る、いわゆる正規の方法が簡単だったりするかもしれない、と降参状態。  あーあ、何だったのだろう、あれやこれやの苦労は・・・・。  と、...
Read More

実践編 4.底面の画像を合わせる簡易的な方法

 底面画像の位置と形を、View Pointを使って、スピーディに合わせる方法は、前述した通りです。しかし、微妙に位置や形がズレるのが悩みのタネでした。  底面が広い場合や、段差が少ない場合はかなりいい線をいくのですが、段差が大きかったり、平面部分の広さが十分でないと、ズレが目立ってしまいます。  原因ははっきりしています。底面から浮いたり沈んだりしている部分にコントロールポイントが自動で作られ、これらが影響することで、ズレが生じるのです。  これを解決するために、視点がズレた写真を別扱いにして処理する方法が、PTGuiのサイトのチュートリアルに紹介されています。  この方法は次のように整理できます。 視点がズレた底面写真を除いて、通常処理を行う。 視点がズレた底面写真を追加し、コントロールポイントを手動で作成する。 視点がズレた底面写真をViewPointにチェック...
Read More

実践編 3.「対角線」を活かして、撮影枚数を減らす。

 拙ブログにて、公募?していた、ノーダルニンジャ・ウルティメイト・R1の共同購入? は、応募者? が一人でしたが、この円高で、ちょっとだけ得したような気分でした。  このパノラマ雲台は見ての通り、レンズを支持することで、非常にコンパクトに仕上がっているだけでなく、カメラを斜めにした撮影が可能になります。  たとえば、私が使用しているニコン10.5ミリは、対角線魚眼ですので、対角線上には180度の画角があるのです。しかし、通常のパノラマ雲台を使う分には、この180度は活きてきません。  そこで、ウルティメイト・R1。  カメラを斜めにセットすることで、天地を180°の画角で写せます。理想としては、これで水平方向にぐるりと一回転すればよいのですが、実際は微妙に隙間ができてしまいます。なので、少しだけ上向きにセットして、天頂をカバーして撮影しておき、三脚を退けて底面を追加撮影...
Read More

実践編 2.ぜんぶ手持ち撮影でGo!(うまくいくかな?)

 なんとなく全体的に順調すぎる感じに仕上がっていますので、ちょっと図に乗って、全カットの手持ち撮影に挑戦してみましょう。  パノラマ雲台を使わずカメラを手持ちで、つなぎ目のキレイなパノラマ写真のセットを撮影する方法は、多くの人がさまざまな技法を考案されています。基本はとにかくノーダルポイントを正確に出して撮影することに尽きます。 水準器を使う。 レンズのノーダルポイントの位置から、重りを付けた糸を垂らす。 レーザーポインタを使って、カメラ位置を決める。 iphonをカメラに装着し、水準器やコンパス、GPS機能を使う    しかしここでは思い切って、カンだけを頼りに、全カットを手持ちで撮影してみます。三脚を使用しないので、底面撮影は両手でカメラを持って1カットだけ撮影します。合計で8カットになります。  さあて、どの程度の仕上がりになるでしょう?  説明は簡...
Read More