人気ですねぇ。ソニーNEX。
 フランジバックが短いので、他のメーカーのレンズも付けられるし。

 でも、純正セットで魚眼コンバーター(VCL-ECF1 )がありますから、これを使いましょう。マスターレンズには、これまた人気のパンケーキレンズ16㎜を使いますよ。
 魚眼コンバーターの倍率は、0.62。つまり、16×0.62=10㎜となって、対角線魚眼になります。 


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▲NEX-5+16㎜+VCL-ECF1

1.ノーダルポイントを調べる

 基本通り、パノラマ雲台に装着してノーダルポイントを探します。ノーダルポイントはピント位置でも動きますから、正確さを求める場合には、マニュアルフォーカスにして希望のピント位置にセットしておくのがよいです。NEXのフォーカスリングには目盛りがありませんから、ちょっと面倒です。

※追記(2011・6・17)
 パノラマ雲台でレンズ中心を合わせる時、カメラのマニュアルフォーカスでの拡大表示を使うと、中心からズレた場所が画面中心として表示されます。再生モードでの拡大表示は、実際の中心と合った位置が拡大表示されます。個体差もあるかもしれませんが、モニタに表示される中心が、画面の中心ではない可能性がありますので注意が必要です。(ボギーさんのご指摘で調べてみました。)

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▲ ノーダルニンジャに装着してノーダルポイントを調べます。

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▲魚眼コンバーターの前側。だいたいこの位置です。

2.撮影しました

 撮影も基本通り。マニュアル露出です。
 魚眼アダプターを装着した時の合成焦点距離は10㎜で、対角線魚眼になります。ですから、水平6カット+天地2カットで360度をカバーできます。

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3.PTGuiで合成します

 基本的には定石通りですが、最初に魚眼コンバーターの設定を行うことと、レンズシフトの補正を行うのがポイントです。

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▲通常通り、元画像を読み込みますが、ここで「Aling Images」 には進みません。

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▲レンズセッティングタブのEXIFをクリックして、レンズの種類(Fisheye)と倍率(0.62)を設定します。

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▲プロジェクトアシスタントタブに戻ってもよいし、プロジェクトタブからでも、「Aling Images」を実行します。

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▲とりあえず完成しました。ほとんど十分な出来ですが、細かい部分でズレがあったりします。

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▲オプティマイズの成績は、3.28・・・。十分ですね。

4.精度を高める

 この時点で、ビミョウにつなぎ目が悪い原因は、ノーダルポイントの精度、レンズシフト(マスターレンズそのものもあれば、魚眼コンバーターによるものもあるでしょう)、不良コントロールポイントなどのはずです。
 極端なズレがある場合は、ノーダルポイントを再度調整する必要があるかもしれません。ここでは十分よい結果になりましたので、PTGuiでの調整を続けます。

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▲オプティマイザの「Minimize lens distortion」で「Heavy+lens shift」を選択し、オプティマイズを行います。

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▲不良コントロールポイントを除去します。

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▲オプティマイズの成績は、1.68・・・になりました。ほぼ完璧です。

5.垂直を出す

 コントロールタブで、同じ写真を選択し、バーティカル・コントロールポイントを追加し、オプティマイズを行います。これで、垂直が正しくでます。

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▲バーティカル・コントロールポイントを追加し、オプティマイズを実行します。

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▲完成しました。つなぎ目を拡大鏡で確認します。

6.底写真で三脚を消したら完成。

 別撮りしておいた底写真を追加したら完成です。こちらの方法は、他のページを参照してください。
 
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▲完成しました。ちょっとミスがありましたので、これはフォトショップで補正します。

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 クリックするとパノラマが開きます。
 周辺の色収差とフレアが少し気になると言えば気になりますかね。

・・・・・今回はここまで。