ツアー・エディタを使って編集の続きです。パノラマを開いたときに表示されるのは、元画像の中心になります。でも、360度全景が写っているわけですから、必要に応じて、最初に表示される向き( view といいます)を調整したいものです。これを設定するのが今回の目標。
krpanoのコードでは、横方向の角度を ath で示し、元画像の真正面が0、右方向に回るごとに+90(右)、+180(後)、+240(左)、一周して+360となります。ここで知っておきたいのは、0 と 360 は同じ正面を向いていますが、ath の数字としては異なる扱いになるということ。つまり、360 は 0 から右方向に1回転した正面、であって、0 ≠ 360 であることに注意しておきます。ま、見た目は同じなんですけれどね。
逆に、左回転すると、- (マイナス)の値になります。90 と -240 は、同じ左向きですが、値としては異なりますので注意しておきます。

上下方向の向きは、atv で示されます。こちらは、上が -90 、下が 90 で、上下と±が直感的なものとは逆に感じられるますので、これまた注意が必要です。

左上の「set as startup view」で設定

サムネイルボタンでそれぞれのシーンのパノラマを開き、最初に表示したい向きに画面を調整してから、左上の「set as startup view」をクリックすると、viewの値が設定されます。サムネイルでそれぞれのシーンを開いて設定していきます。

パノラマを開いたら表示される1番目のシーンを「右」向きに設定。

2016-11-15-16-23-08


2番目のシーンは「後ろ」向きに設定。同様に、3番目は「左」、4番目は「正面」 に設定しました。

2016-11-15-16-23-43



「edit tour.xml」ボタンで確認と編集

設定が終わったら、ブラウザ上でxmlを確認し、必要に応じてテキストの書き換えを行います。「edit tour.xml」ボタンをクリック。

2016-11-15-16-26-45



ブラウザ上でxmlが開きます。画面右側にマウスを移動すると、スクロールボタンが表示されます。

2016-11-15-16-27-14



それぞれのシーンの中にある、view という項目の中の、ath と atv の値を確認します。

2016-11-15-16-32-55



端数が気持ち悪いので、90、180 に書き換えていきます。

2016-11-15-16-33-38



「reload」ボタンをクリックすると、編集した結果が反映されます。元のままでよい場合は、「cancel」ボタンをクリック。

2016-11-15-16-34-35

動作を確認します。

2016-11-15-16-35-18


「save tour.xml」ボタンで上書き

動作を確認できたら、「save tour.xml」ボタンで、tour.xml を編集後のxmlで上書きします。前回紹介したよう、FLASHで開いた状態であれば、簡単に上書きできますが、テスティングサーバー経由で開いていると上書きも保存も正常にできませんので、xmlのコピペで対応します。

2016-11-15-16-36-29




完成したパノラマはこちらからご覧いただけます。サムネイルを切り替えて、それぞれの向きを確認してください。

2016-11-15-16-53-54



次回はホットスポットで移動する仕組みを作ります。

futter