28ミリレンズをAPS-Cサイズカメラで使用すると、35ミリ換算で42ミリ相当ですから、ほとんど標準レンズの仲間です。
 これでは広角で撮影できませんから、縦横に3カットずつ、合計9カットを手持ちでずらして撮影し、PTGuiで合成してみます。
 さてどうなるでしょう?

●横に3カット、縦に3カット撮影しました。手持ちでかなり適当です。

1.写真を読み込ませて自動合成する

 驚くべきことに、適当に撮影した9カットですが、このまま読み込ませて通常通り「Alighn Images」で問題なく合成されるようです。

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写真を読み込ませ、「Alighn Images」をクリック。

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パノラマセッティングが「Cylindrical」に自動設定され、合成した後の画角も自動的に計算されています。

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この時点でのオプティマイズ結果。「not bad」です。

2.精度を上げる

 手持ち撮影ですから、ノーダルポイントはずれまくりのはずです。このため、オプティマイズタブで「view point」を適用します。

editerオプティマイズタブで、2番目以降の写真に「view point」を適用し、オプティマイズします。

editer「good」になりました。

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不良コントロールポイントを削除します。(5以上を削除しました。)

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成績がさらによくなりました。

editerパノラマエディタの表示。いい感じですが、全体的に上向きに歪んできます。

3.垂直を出す

 上向きの歪みを補正するために、「コントロールポイントタブ」で「バーチカル・コントロールポイント」を追加します。

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バーティカルコントロールポイントを追加。

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垂直が垂直になりました。下方向の余白がとても大きくなっていますが、これは撮影していませんから仕方ないようです。

editer「パノラマセッティングタブ」と「パノラマエディター」を使って、ほどよいサイズに調整します。天地左右のガタガタは、トリミングしてしまうのも作戦です。

4.書き出す

 通常通り書き出し。ここでは、後の修整作業はやらないことにきめ、さっさとjpegにしてしまいました。

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「クリエイト パノラマ」で書き出します。

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完成です。フォトショップで、余黒を余白にしてもよいかもしれません。

5.PTGuiで「Web用に書き出す」

 書き出した画像を、PTGuiの「Tool」→「Publish to Website」を使って、パノラマムービーにします。このまま、フラッシュだけでなく、ipadなどにも対応していますから超便利~。

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「Publish to Website」で書き出します。「Projection」と画角を、作成した画像に合わせるのが基本です。

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パン/ティルトの表示の限界などを設定しなおします。

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クリックするとパノラマが開きます。

※元画像の下の余黒が大きいので、これをトリミングしてから同様の操作をしてみたのですが、画面の天地の中心を水平線と仮定するらしく、画像が歪んでしまいます。このため、元画像はそのままにして、パン/ティルトの制限を不均等に加えることで対処しました。他によい方法があればよいのですが。

・・・・・今回はここまで。