ソニーNEXでVRパノラマを撮ろうとすると、純正のフィッシュアイアダプターを使うか、レンズマウントアダプターを使って他メーカーの魚眼レンズを使うしかない、のが現状でした。
 そこで、そこで、そこで・・・・・。やっと本命の出番でござるよ。

 安原製作所から、ソニーNEX専用の円周魚眼レンズ「MADOKA180」が登場したのでございます。というか、販売は今月 、3月の中旬らしいんですけれどね・・・・。
 専用ページの作例を見る限り、周辺までパキパキに写っていますから、期待大!
 考えてみなくても、ミラーボックスがなくレンズのフランジバックも短いNEXですから、広角レンズとは相性がいいのは当たり前のことでしょう。なんでソニーが作らないのか、というのが不思議なんですけれど、作ったら作ったで、やたら高価になるのは目に見えていますね。ううむ。
 さて、MADOKA180がいくらになるかはわかりませんが、値段も期待大でございます。

 と、も、あ、れ、実は私、この極秘レンズをこっそり闇ルートで入手したのでございます。
 で、世界中どこよりもいち早く、MADOKA180を使ったVRパノラマ撮影のノウハウを整理し、公開しようという企みなんでございまする。もちろん、こちらも期待大ですよ。

1.NEXにMADOKA180をセットする

 ま、専用マウントのレンズですから、そのまんま装着すればヨロシ。
 が、ソヨモノのレンズを付けたらシャッターが切れない設定になっているのでござる。<  さ、さすが世界のソニー。  で、MENUから「レンズなし時のレリーズを許可」にセットすればOK。

▲非常にコンパクトなMADOKA180。開放F値は4。最短撮影距離は10センチ。被写界深度が深いのでもっと近くまでピントを合わせることもできます。



▲いやいや、こういうコンパクトなVRパノラマ撮影カメラ&レンズが欲しかった・・・。うんうん。



▲NENUで「レンズなし時のレリーズを許可」にセット。マウントアダプターを付ける時も同じですね。ちょっと嫌がらせ的な印象もなきや。

2.MADOKA180の性能は?

 とりあえず、普通に撮影した結果をご開陳。
 オーロラですから普通じゃないですが、撮影方法は普通(開放F4、無限遠)です。



▲無限遠、開放F4。クリックすると元画像が開きます。NEX5Nで撮影したJPG画像です。編集はしていませんよ。

●拡大画像(上部)


▲うわーっ。星が星のように写っていますねぇ。色収差も見えない・・・・。本当かなぁ。

●拡大画像(左下部)


▲たまげますねぇ。まったく。スゴイとしかいいようがありませんねぇ。

 これは後々の話題になるのですが、MADOKA180の投影方式は、「等距離」でもなく「等立体角」でもなく・・・・ムニュムニュッとしたものらしいです。だから珍しいということではなくて、他のメーカーのフィッシュアイアダプターなどにもあるよう、周辺画像を強引に画角内に押し込めるようなことをしているようですね。学術的にはムニュムニュっとしていますが、見た目にはわかりません。ただ、VRパノラマのステッチにはちょっとばかりいたずらをする可能性があります。ステッチソフトではこのムニュムニュを「レンズパラメータ」で歪曲収差の一つとして処理してくれるはずですが・・・・・。

3.NEXでVRパノラマ、のTIPS

 世の中、もちろん世界中のNEXハードユーザーのほとんどは、ケーブルレリーズが標準販売されていないことに苛立っておりますね。これは、多少なりともちゃんと写真を撮ろう! 三脚ににつけてブレのない写真を撮ろう! というユーザーにとっては仕打ちのようなものです。

 NEXはシロート向けですよ。ってことですね。ソニーとしては、きっと。

 本気のハードユーザーは本体を分解してケーブルレリーズを装着したりしているようですが、さすがに私には無理。恐ろしくて・・・・。

 で、考えましたよ。700円くらいのリモコンを解像して、ケーブルレリーズを作ることができます。しかも本体はいじらずに。

 今のところ本体にはテープで固定していますが、ここさえ工夫すれば十分実用的です。もちろんですが、零下25°のカナダ・イエローナイフでもしっかり作動してくれました。



▲赤外線LEDを外部にひっぱり出します。リモコンは、ソニー用と書いていますが、ソニー製ではありません。700円くらい。捨てるようなイヤホンを改造したケーブルです。


 


▲赤外線LEDを本体の受光部に付けます。テープで固定して使っていますが、マジックテープなどを使う作戦もあるでしょうね。他にも方法はいろいろ。